図研とCADENASのパートナーシップにより、ハーティングはECADユーザにオンラインライブラリ情報を提供する初のメーカーになります。

図研とCADENASは、図研のE³.series ECADツールのユーザがオンラインコンポーネントライブラリに直接アクセスできるようにすることで、両社の競争力アップを図るパートナーシップを発表しました。このパートナーシップは、10月18日〜19日に日本の横浜で開催された図研の顧客向けイベント「Zuken Innovation World」で発表されました。 
このパートナーシップは図研とCADENASのコアコンピテンシーを強化するものです。図研のECAD環境「E³.series」のユーザは、CADENASのコンポーネントポータルに直接アクセスし、広範なメーカーの中からコンポーネントを検索して、必要な部品を直接E³.seriesに読み込めるようになります。CADENASのポータルは現在800社以上のメーカーのライブラリデータをホスティングしているため、ECADユーザーには幅広い部品の選択肢が与えられます。

E3.seriesは文字通り同時進行可能な電気エンジニアリング環境なので、電気分野のドキュメンテーション、キャビネット、ワイヤハーネス、流体設計の先進的要件に対応します。

Zuken Innovation Worldでは、来場者の方々にCADENASコンポーネントのポータルを検索し、適切なハーティングのコネクタを見つけて、直接設計にダウンロードする方法を初めて紹介しました。ハーティングは、コンポーネントベンダーとしては初めて新しいCADENAS-Zukenインターフェースを積極的にサポートし、お客様にECADアプリケーションのコンポーネント情報を提供します。

詳細は、www.harting.com、www.zuken.com/e3seriesまたはwww.cadenas.de/enをご覧ください

ハーティングについて：

ハーティングテクノロジーグループは、データ、信号、電力という3つの工業ライフライン向けに産業用接続技術を供給する世界屈指のプロバイダーで、44ヵ国に13の生産工場と子会社を展開しています。さらにオートメーション、設備・装置、ロボット、鉄道・輸送向けにハードウェア・ソフトウェアを提供しています。2016/17年度は、4,600人程の従業員で6億7,200万ユーロの売上を計上しました。

図研について：

図研は、電気・電子設計と製造向けに最先端のソフトウェアとコンサルティングサービスを提供する世界的企業です。1976年に設立し、電子設計オートメーション（EDA）ソフトウェア業界において、最も長い技術的イノベーションと財務安定性の実績を誇ります。豊富な経験と技術的専門知識、および敏捷性を兼ね備え、世界クラスのソフトウェアソリューションを生み出しています。事業のあらゆる側面において透明性の高い業務慣行と整合性を保つことで、長く持続的に成功する顧客との協力関係を構築しています。これが図研を信頼できる長期的なパートナーである所以です。 
図研は長期的なイノベーションと成長パートナーであることに重点を置いています。図研を選択することで得られる安全性は、その社員によってさらに強化されます。人こそ図研の成功の礎です。図研の社員は、幅広い産業分野から来た、多くの異なる領域や先進的技術のスペシャリストで構成され、各社特有の要件と関わり、理解します。

詳細は、www.zuken.co.jpをご覧ください。

CADENASについて：

CADENASは、戦略的パーツマネジメントとパーツ削減（PARTsolutions）および電子製品カタログ（eCATALOGsolutions）の分野をリードするソフトウェア開発企業です。カスタマイズされた自社ソフトウェアソリューションを用いて、コンポーネントメーカーの製品と購入者をつなぐ役割を果たしています。CADENAS（スペイン語でプロセスチェーンという意味）は、世界各地の17の子会社に320人の社員を擁し、1992年以来、成功、創造性、サポート、プロセス最適化の代名詞となっています。

詳細は、ホームページ  www.cadenas.de/en をご覧ください

ECAD-PORTについて：

ECAD-PORTは、E³.series・コンポーネントデータベースのサービスプロバイダーです。特定の部品の製作、既存ライブラリの評価、最適化から一流のフルサービス・データベースのホスティングまで、あらゆるデータベース関連分野においてE³.seriesの顧客をサポートしています。

詳細は、http://ecad-port.com/en をご覧ください。