Han® 50 D：多様な射出成形装置に対応するEuromapインターフェース
欧州プラスチック加工機械製造者協会(European Association for Manufacturers of Plastics Processing Machinery)は、プラスチックのプロセスマシンのインターフェースの要件を規格化しました。以来、ロボットとその他の処理装置は標準インターフェースで接続できるようになりました。これによってユーザーは、機械や施設を設計する際に、信号・データ用インターフェースが適合するという保証が得られます。
射出成型機に使用されるHan® 50 D
集合ユニットと追加機械モジュールの接続は厳格に定義されています。例えば、ワークを取り除くロボットを接続する場合、Euromap Standard 67は Han® 50 Dインターフェース を規定しています。
Han D® / DD®
コネクタ はロボットと機械制御装置間の信号を伝送します。規格には、どの信号をどのコンタクトで伝送するかが規定されています。また、信号用の電圧・電流の最大値も定義されています。 Euromapは規格を通じて、機械構築分野のモジュラー化の流れを強化しています。射出成形機械の技師は、生産システムに可能な限り多用途性を持たせる、という課題に直面しています。
その解決策がモジュラー設計です。標準化されたインターフェースは、生産施設を新しい要件に適応させるために必要な多用途性を提供します。
モジュラー設計と標準化インターフェースは、オープンな生産システムを確保します。新しいロボットを簡単に追加できます。ユーザーは新しいソリューションを周辺機器に使用し、生産システムの主要部を交換せずにプロセスを最適化できます。
これにより投資費用を抑制できます。
メリット一覧：
- 標準化インターフェースでロボットとその他の処理装置を接続
- モジュラー式プラント設計に対応
- 新しい要件に柔軟に対応
- 投資費用の抑制
