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HARTING har-modular®

har-modular®は基板用の新しいモジュラー式接続ソリューションです。自社仕様に構成!

独自仕様に構成!

電子産業デバイスの開発技術者はある問題に直面しています。データ、信号、電力のライフラインをPCBからPCBへ接続しなければならないとき、既存の接続ソリューションの大半は自社プロジェクトに適合しません。 

でもあきらめる必要はありません。新しいHARTING har-modular® PCBコネクタシステムは、データ、信号、電力の組み合わせに膨大な可能性をもたらします。自分でロット数1個からオンラインで構成できるので、革新的な試作や次のデバイスシリーズを成功させるのに最適なソリューションです。

 

har-modular®がドイツ・イノベーション・アワード2021と米国のIDEAを受賞!

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機器の開発ではモジュラー性と柔軟性がますます重要になっています。新しい機器の開発時間は短くなり、試作がますます重要な役割を果たすようになっています。市販の標準コンポーネントは選択肢が限られ、しばしば機器開発の障害となっています。 
こうした機器開発におけるモジュラー性、柔軟性、スピードへのニーズに応えるソリューション、それがhar-modularです。 
お客様自身で独自に構成できる、将来的潜在能力を備えたプラグ式接続です。標準ストリップや異型モデルが出回っていなくても、どんなに革新的で独創的な配列でもデバイス設計に組み込めるようになりました。開発者は自分の要件にコネクタを適応でき、 その逆は必要ありません。
どのソリューションもロット数1個から考案して実現できるので、開発者はまったく新しい視点で、迅速に費用対効果の高い試作品を開発できます。

har-modular® コネクタのオンライン構成ツール

コネクタの詳細やあらゆる選択肢の組み合わせを検討する手間を省いて、迅速かつ確実にデバイスに適した基板対基板コネクタを見つける必要がありますか?har-modular® 構成ツールは、お客様の決定に必要なすべての情報とデータをすぐに提示します。

har-modular®オンライン構成ツールマニュアル

独自のコネクタへの3ステップ 

ステップ1 - モジュールの数

最初のステップでは、どのライフラインをいくつ接続したいか考えます。データ、信号、電力のどれが必要ですか?3つとも必要ですか?har-modular®のモジュールをご覧ください 

1. 信号モジュール

信号伝送用モジュールは2種類:

  • 9ピン、1ピン当たり最大2A
  • 同軸コンタクト x 1、50Ωまたは75Ω

2. 電力モジュール

電力モジュールの種類:

  • 1ピン、1ピン当たり最大40A
  • 3ピン、1ピン当たり最大15A
  • 4ピン、1ピン当たり最大6A

3. 高電圧モジュール

高電圧モジュールの種類:

  • 1ピン、最大2,800V、1.5A

4. データモジュール

データ伝送用モジュールは2種: 

  • データコンタクトx2、360°シールドでデータ伝送速度25Gbit/sまで対応
  • データコンタクトx8、2コンタクトは360°シールドで伝送速度25Gbit/sデータまで対応

※条件によります
 

5. 光ファイバモジュール

光ファイバデータ伝送用モジュールは2種類:

  • 1mmプラスチックファイバー用光ファイバコンタクトx1
  • GIファイバー50/125μm用または62.5/125μmセラミックフェルール用FOコンタクトx1

ステップ2 - ガイドピン

すべてのモジュールを安全に接続するには、すべてのhar-modular®コネクタに2本のガイドピンが必要です。  用途に応じて、プラスチックまたは金属製をお選びいただけます。ガイドピンに最適な位置はコネクタ側ですが、他のどの場所でも可能です。

ステップ3 - 接続レール

適切な種類と数の接続モジュールが見つかりましたか?ガイドモジュールは2つありますか?完璧です。それでは完成させましょう。

このステップでは、適合する黄色の固定レール を選びます。固定レールは、すべてのモジュールを組み合わせた長さと同じでなければなりません。次に、アセンブリツールを用意し、上にモジュールを並べます。モジュールによって、オス側またはメス側を上に向けます。 今度は固定ストリップの上縁をモジュールの上側の溝に押し込みます。まず片側にモジュールを一つずつ接続します。反対側も同じようにします。これで準備完了です!

 

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